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5つ星のうち 4.0 パズル好きにはたまらない,
レビュー対象商品: わくわくする数学 日常生活の中に見つける美と驚きの世界 (単行本)
数学という言葉がタイトルについているので、すくし毛嫌いされる向きもあるかもしれないが、そんな心配を見事に吹き飛ばしてくれる。"おー""そうか!""はっはっは!!"を目指して書いたそうだが、納得だ。
いくつか、「頭の体操」でみた問題もあったが、全般に楽しめる。
良い点
1)問題の区切りが適切で、わからないところがあってもどんどん読み飛ばせる
2)表現が平易で、堅苦しくない
3)算数、数学嫌いも読んでて楽しい
確率の所なんかを読むと、TVドラマの"ライヤーゲーム"をもう一度見たくなった。
DVDでも借りに行きますか。
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5つ星のうち 5.0 一見ありきたりなネタを、とても面白くまとめています,
レビュー対象商品: わくわくする数学 日常生活の中に見つける美と驚きの世界 (単行本)
面白かった。数学の本だが、中学生レベルの知識で十分楽しめる。著者は数学やパズル専門の有名なライター。読者に与える効果を計算した上で、集めたネタをうまく整理して分かりやすく巧みに披露している。また、読者が退屈しないように、適時ユーモアも交えてある。例えば、一見退屈な図形の重心や内心については、「イギリスの中心はどこか」という古くから複数の町の間で議論になっているテーマを重ねてうまく説明している。
"APスライドを活用する方法"
また、ありきたりなピタゴラスの定理についても、
→367通りもの証明がある
→その中には、アメリカ大統領のガーフィールドが考えたものもある
→ガーフィールドは数ヶ月で暗殺されたので、知られている業績はほとんどこれだけ
というネタを披露した上で、367通りの証明の中でのベストは何?という流れにして読者を引き込む。
A4サイズの不思議、完璧なコイントスのやり方、カードは何回シャッフルすればいいか、ポンペイ遺跡やエデンの園の話を絡めた回文と不思議な性質の数たちの話、フィボナッチ数列と自然、無限の彼方って何?....などなど、よく考えればどれも本来ありきたりなテーマなのに、読みながら(解きながら)何� �も「え?!」と思わせる。
個人的には、解答のところで著者が「私が知っている人の中に、この問題を答えを見ずに解いた人は一人もいません」と豪語している「サダム帽のパズル」がとても印象に残った。
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教育現象は何ですか
5つ星のうち 3.0 簡単に言えば数理パズルの本 それも実用的なものを含む,
レビュー対象商品: わくわくする数学 日常生活の中に見つける美と驚きの世界 (単行本)
これは実用的に富む内容のものを多く含む数理パズルの本といえば良いでしょう。おそらくこの手の本をよく読まれる方にはよくご存知の本であるはずです。
少し注意したいのは日本の数学者やサイエンスライターの書いたこの手の本は
問題と解答はあるものの、その中に潜む数学的原理をちゃんと説明したものが
少ないということ。その点本書を評価できます。
また簡単に暗算する方法やトランプゲーム、回文、魔方陣、ラテン方陣など
かなり多種多様のパズルを広範囲に網羅しています。ここが本書を推薦しても
価値はあると判断した所です。
本書1冊読まれても広範囲の数理パズルを知ったと思われて差し支えありません
(50の数理パズル)。
また本書に解説してある数学的原理を用いてさら� �る面白い数理パズルを
作り出してください。おそらくこちらの方がもっと価値があります。
1089の法則とは何か?
12345679*8=
12345679*9=
これをみてピンと来た人はやはり読んだ方が良いでしょう。
実用的なものの1つとして自然数を2から12までで割り切れる方法を表にしています。
こういった体系的な表をもっと日本の数学者、サイエンスライターは見習って欲しいものです。
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